2016年5月4日水曜日

シュピール探検隊に潜入しました

ウォーキングデッド シーズン6も観終わり、ゾンビ熱が高まってきた4月某日、小岩で開催されたボードゲームイベント『シュピール探検隊#2』に参加してきました!
 

 
 
目黒で開催されているJAGAの定例会には毎月のように参加しているものの、いつものカルっ子としか遊ばないので(ごくたまにカルカソンヌ以外のゲームもしますが)、こういったオープンなゲーム会に参加するのは初めての経験でした。

しかも今回は1人っきりの参加。。。
最近少しずつコミュニケーション能力が上がってきているなと感じているものの、元々コミュニケーション障害がひどい私ですので、とても緊張しながら会場の小岩に向かいました。小岩はほとんど行ったことないけれども思ったより近くて行きやすい。

今回の参加の経緯は、昨年末に開催したカルカソンヌフェスタで知り合った、BREMEN Gamesさんからのお誘いでした。カルフェス後のミープルズリーグにもわざわざ参加していただいていたので、ここでお誘いいただいたのを断るなんて男が廃る、ということもあり勇気を絞ったというわけです。もちろん、いつもはカルカソンヌばかりなので他のボードゲームにも興味があったわけですけれども。

前置きはどうでもいい。いや、どうでもよくはない。どうでもいいのはオリンピックのエンブレム盗作事件の佐野氏は現在何をしているんだろう、ということだ。いや、それも少しだけ気になる。

この日遊んだゲームはこちら。

■汽車のゲーム(名前失念)
カルカソンヌにも似たタイルを置くゲームで、駅と駅の間のレールをつなげて自分の電車が通るタイル数が多ければ多いほど得点が入り、その合計を競うゲームで、5人プレイを1回、4人プレイを1回。どちらの勝利。
でも、実際にはただのラッキー勝ちで、やればやるほど実は奥の深いゲームと思われました。
 
 
このゲームのルールを教えてくれたノリさんの事をずっとどこかで見たことある人だよなあと思っていたのですが、カルフェスの新人戦でお子さんとともに飛び入り参加してくれた方でした。その話をノリさんから振ってくれて「あー!」となりました。アハ体験。

■ハリガリ。
これは、ボードゲーム界のアイドル的存在、というか(元?)アイドルのだてあずみ女史が何かのインターネットラジオで紹介されていてすごく気になっていたアクションゲーム。ボードゲーム初心者にはこれ!って言っていたのですが、なるほど、これは初心者におすすめしやすい。
真ん中にベルが置いてあり、条件を満たした時にいち早くベルをチーン!と鳴らした人が勝ちなゲーム。
 
いくつかの種類のフルーツが描かれたカード(フルーツは1個から5個まで描かれている)を参加者に配り、手札を見ずにテンポよく順番にカードをオープンし、場にオープンされているカードの特定のフルーツの合計が5の場合にベルを鳴らします。
トランプのブタの尻尾(芋掘り)に似ていますかね。チーン!が鳴らせると快感。主催の浅野さんと、ユカさんという方が強く、なかなか取れませんでしたが白熱しました。
 

 
これは絶対に買おうと決意しました。

■ベガス
6面体のサイコロがぞろぞろと出てきて、サイコロゲームかぁ~と微妙な面持ちだったのですが、これはいろいろ駆け引きがあって面白いゲーム。ルールもシンプルで初心者でも楽しめる感じで、気に入りました。
何が楽しいって人を煽るのが楽しい。
 
「ここで6に行かなきゃ男じゃない」
「えー、そこは勝負でしょ(自分の勝負している目に来てほしくない)」
「さすがやり方が汚い」
 
など。次は家族でやってみたいな(やってくれないんだけれども)。
 
 
 
■レディマジョンナ
はい、BREMEN Gamesさんの新作、というか処女作みたいで、はじめてつくったとは思えない面白さでした。これをやりにきたと言っても過言ではない。
 
簡単にいうと魔女のレースゲームです。6マスすすむとゴールでとても簡単そうですが、なかなか奥が深い。自分の部下の猫をどう使うかが勝負のカギを握ります。猫を派遣するときと、回収するときに「シャー」「ニャー」と言うのですが、それがまた楽しい。
 
ポーカー的な手役を作って進んでいくのですが、抜きつ抜かれつでゴールが近そうで遠い。
 
自分は勝てる手を持っていたものの、それに気付かず負けてしまいました。。。悔しい!
 
この日は3人プレイだったのですが、2~4人までプレイ可。個人的には2人プレイしてみたい。
 
 
なんと、2016年5月5日(木) のゲームマーケット2016春に出品されるそうです。
 
これは買わなきゃハドソン!
 
■海底探検
オインクゲームズの名作。ゲームマーケットにこれまで2回いきましたが、毎回目立っているやつ。いつもやってみたいと思っていたのですが、ようやくできましたね。コンポーネントのデザインがほんとうにキャッチーで良いですね。
潜水艦からコマを進み、なるべく深い海底にいけばいくほど価値の高いお宝がゲットできるが、潜水艦に戻る前に空気が尽きるとお宝は海の底に。。。というチキンレース。
 
ここでも、煽るのが楽しい。この日ずっとご一緒させていただいた、おーのさんという一見イカツイ男性をこれでもかと煽る。でも、結果的には自分に乗せられたおーのさんが見事海底深くからお宝を回収し、勝利していました。
 
 
 
■OLE!(オーレ)
主催のひとりのヒラノユーヤさんが、なんだか古ぼけたケースに入ったトランプ的ゲームを取り出し、「これ面白いですから!」ということで遊んでみました。うーん、なんかかわいくないデザインで「オモロイのかなー?」と内心思っていたのですが、プレイしたら「何これ、超面白い!!!」
 
簡単にいうと大富豪的なカードゲーム。人が出したカードよりも強いカードを順番に出していくゲーム。特徴としては、「数字が大きい方が強い」だけでなく「カードの色にも強さがある」です。数字は低くても、色が強い場合は出せるので、刻一刻と数字も変わり、さっきまで数字が大きくなっていたのに、急に低くなってまた出せるカードが増える。
 
また、毎回負けた人が手札を見てカードの上下の向きを決めれると言うのも面白い。カードの向きを変えると色の強さが逆転するので、手札を見て調整できて、負けた人も勝ちやすく、という人に優しいルール。
 
 
ちょっと写真が地味過ぎて面白さがつたわりにくいですが・・・・。青春時代を大富豪にささげた私には大ヒットなゲームでした。
 
ほしい!と思いましたが絶版で手に入らないとの事。平野さんは中古を言えないような価格で買ったそうです。ボードゲームってこういうことあるよね。
 
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ということで、この日は別件があったので、15時半に会場を後に。会場目の前のバス停から直接いけるところでのフットサルだったのでラッキー。
 
しかしながら、ボードゲームを知り尽くした人達がオススメしてくれるゲームは、いちいち面白いな!!
こっちが軽めの~、という希望を言ってそれ系のゲームを出してくれたんだと思うのだけれども、いやー、すごいな、ボードゲームって(今さら)。
 
主催の浅野さん、平野夫妻(ユーヤさん、エミさん)も本当に気持ちのいいひとたちで、またこのゲーム会に来ていたひとたちもオタク臭が全然しなくて素敵でした。また次回、タイミングがあえば参加させていただきたいと思いました。
 
エミさんとは遊べなかったので次こそはおばけキャッチ対決したいなー。
 
(了)